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2008年5月20日 (火)

美味しんぼの冒険はまだまだつづく!

美味しんぼの雄山と士郎が和解したというので見てみた。

……。

あれだけひっぱってきた確執をろくに盛り上げる努力もせずに終わらせた雁屋哲はある意味すごいかも。花咲アキラも表情を描く努力を放棄していてハンコ化ここに極まれりという感じだった。エジプトの壁画かよ。

そういえば竹熊健太郎が「ゴルゴ13はいつ終わるのか?」で最終回は添加物大好きマンや遺伝子組み替えマンと戦うために、二人が共闘するんじゃないか?と書いていたけど、ラストはどうなるんだろう。

新興宗教のパンフみたいに山岡たちのおかげで暗い日本の地にも光が射しました。これからも彼らのおかげで日本は平和でしょうみたいなオチになりそ。

なんだか言いたい放題になってしまいましたが、昔はけっこうまじめに山岡と栗田さんの仲を心配していましたし、内容も信じてました。スーパーの店頭に曲がったキュウリが並ばないのは消費者の高級嗜好のせいという誤った認識が広まったのも美味しぼの影響。しかも初期の美味しんぼってけっこう劇画調なんですよね。

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2008年5月18日 (日)

エロかっこいいって誰用だ

録りためて置いた椿三十郎を見て久々に三船のエロかっこよさを再確認。

そういや動く三船をはじめて見たのは大学図書館の片隅にある視聴覚コーナーで見た酔いどれ天使だったか。内容はいまいち思い出せないのだが、とにかく三船の強烈なインパクトに圧倒された。どの程度圧倒されたかというと、「三船の写真集あったら5000円くらいまで出す」と思ったくらい圧倒された。

それから1年後くらいだったか、今度は映画館で用心棒を観る。
用心棒には、三船こと椿三十郎が悪党にボコボコにされて血だらけになり、風呂桶だか、棺桶だかに隠れるシーンがある。

血だらけの三船がずるずるはい出てくる画が映し出された瞬間のインパクト。「なんじゃこりゃーーー!えええ?えろいよコレ!」映画館で思わずじたばたしてしまった。三船ショック。

エロかっこいい。私の基準では今んとこ三船よりエロかっこいいという形容詞が似合う人はいない。

その後七人の侍を観て今度は「菊千代かわいいいいい」とか言い出すのだけど、それはまた別の話だ。

しかし、私も27を超えたので知っている。多分ふつう同世代の女性は三船を見てエロかっこいいとか言わないことを。

しかしなあ、三船がエロかっこよくないならみんなは一体なにをエロかっこいいと思っているんだろうか。よくわからん。相棒の水谷豊か。セクスィー部長か。アントニオ・バンデラスか。どう考えてもどれも違う。

そういや、サインペンのふたにエロスを感じると言っていた人がいたな。エロスの基準はよくわからない。

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アフリカンフェスタin2008

アフリカンフェスタin2008

NGOの活動報告、フェアトレード商品の販売、フードコート、ライブイベント、各国の大使館によるアフリカングッズの販売などが開催。
「アフリカってアレだよね。しょっちゅう内戦してる地域」という程度の認識の私にはそれなりに勉強になりました。日本にこんなにNGO活動している人たちがいるとは…。

ギニアの伝説的ギタリストというセク・ベンベヤ・ジャバテ氏のギターが耳に残りました。哀愁があってなめらかな音が日本人に人気の出そうなかんじ。 大使館コーナーはあるもの持ってきましたという感じで地味な印象だったのですが、楽器販売を行っていたブースではトーキングドラムをたたくことが出来、多くの人が集まっていました。音楽はすごい。

Dram

他には、植物の色素で肌に描く(数日で落ちる)とナチュラルタトゥーが人気。

Naturalirezumi_2


しかし一番のインパクトは下の写真、4分の1で500円。下にたまったポテトがおいしい。フードコートのお会計がのんびりマイペースだったのが印象的でした。

P1010679 Toriniku

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2008年5月13日 (火)

ネットで見つけた怖い話

正確には「怖い話」という言葉とは相容れないんだけど。

ネサフしていたらうっかりセメント樽の中の手紙を読んでしまった。

なつかしの私のトラウマ小説。5年前に読んで、心臓に氷をぶつけられたようなショックを受けたというのにすっかり忘れていた。

今回うっかりひょろっと読んでかつて読んだ瞬間と同じような衝撃を受けた。半死半生。ぐうぜん通りかかった人が私と同じようにショックを受けるといいと思ってここに貼っておく。

しかしこんな話を忘れているなんて記憶の劣化が著しい…。中学生のころだったら忘れないと思うのに…。

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2008年5月11日 (日)

手塚治虫文化賞特別賞

手塚治虫文化賞特別賞は大阪府立国際児童文学館ってやったあああ。

藤本さん(推薦人)ありがとうございます~。

文化賞、もやしもんの大賞にちょっとびっくり。海街がもらうと思ってた。アニメがヒットした時も思ったけど、もやしもんにはメジャーになる力があるんですね。アニメは、普段マンガもアニメも対して興味がないような、20~30代女性がけっこう見ていた印象があります。友人の書店員とか「帰ってきてからもやしもん見ると癒されるよ~、菌かわいいよ~」って話していてちょっと意外だった。私は菌がかわいいと思ったことないんですよね…。

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一箱古本市買い物報告

それにしても毎年参加されるみなさまの箱が多種多様、創意工夫に富んだものになっていて驚かれます。

一日目は結局ほかに古書ほうろう、往来堂書店前、Gallery Jin+Classicoの3カ所しか回れませんでしたが、それぞれ凝った箱作りでした。POP看板は当たり前。短冊手作り、プレゼント用のしおりも手作り、お客さんに渡すおまけを作ってらっしゃるお店もたくさんあってものすごく刺激になりました。

特に、隣の隣に出箱されていたblue beat booksさんがくばっていらした猫の写真がプリントされた小物がステキだった。隣は柏舎さんで買った時にいただいたしおり。

Omake (きちんとパッケージングされているところがまた…)

買い物は同人誌の麻雀マンガコラム集や、BL小説、あと悪童日記の続きなどなど。買うかどうかに迷ったときにうっかり店主の方と話すとまずい。つい買っちゃう。そんなに読まないのになあ…。

二日目。

冷雨に気後れしながらも、出発。

ほうろうから回るけど人が少ない!ちょうど、いったん大人しくなったかに見えた雨がまた降り始めてきた時で、店主さんビニールで本を隠すのに大あわて。箱に持参本のリストを貼ってらっしゃる方がいらしてナルホド。私は絶対やらないけど、SFとか市場が確立されているような本の場合はあると便利なのかも。

続いてファーブル昆虫館。ほうろうからだと道がとってもわかりづらい。途中で見かけた一箱のチラシを持った方々のあとをつけて到着。このファーブル昆虫館という施設がとても面白い場所でした。ひさびさに目にした昆虫標本にドキドキした。動物標本はそれこそ魂の抜け殻っぽくてパサパサしていて痛々しいけれど、昆虫標本はなんだかエロティクス。

旧安田邸。安田邸は地面にビニールシートを敷いて、軒の下での営業で寒そうな印象でした。嫌記箱の塩山芳明さんから2冊買ったら雨で売上苦戦しているらしく、心のそこからの「ありがとうございます」を言われました。おかげで「書評のメルマガの版元様の御殿拝見楽しみに読んでます」って言いそびれた。

映画保存協会。公園の奥まった場所にある小屋の中が会場。中が薄暗い照明がともっている不思議な空間でした。こちらでは野宿野郎さんの箱がダントツ面白かったです。HPの紹介文からして「人生をより低迷させる旅コミ誌「野宿野郎」を紹介するページです。」ってそりゃ面白くないわけがない。ミニコミ以外では野宿中に拾ったお金持ちになれそうな本を売ってらっしゃいました。野宿野郎の編集長は可愛くて生気にあふれた私と同世代の女の子でした。びっくりした。なんだそりゃ。ほかに「時代劇マンガ特選」を手に取り、見ては箱に戻しを3分くらい繰り返していたら500円を300円に値引きしてくださいました。貧乏ですみません。ありがとうございます。

坂を下りて往来堂書店。そろそろ晴れてきたころで人だかりが出来ていました。人が多すぎて…箱がよく見えない…。いい本がいっぱいあった気がしますが買いそびれた…。

オヨヨ書林前。集中レジ方式だとあまり個々のお店という感じで本を見ることが出来ない感じですが、一箱すごくいい本ばかり格安で売られているところがあってびっくりしました。山形浩生の新教養主義宣言(文庫)を80円くらいで購入。

根津教会。雨をのがれるため、クラフト芳房さんの箱が全て根津教会に移動。10箱が中に並ぶと荘厳な感じ。旅浪書房さんの箱が個性的で面白かった。POPの内容も面白かったんだけど、封筒に本を積めてなにが入っているかは開けてからのお楽しみにしてあるところとか。準備大変だったろうなあ…。

ギャラリーKINGYO。おひさま堂さんが福音館のこどものともシリーズをぎっしり揃えていました。べたべた触って結局2冊しか買いませんでしたが…。だっていいヤツバッチリ高いんだもん。

というわけで今回初めて全大家さんを回ることが出来ました。雨がひどかったので、せめて買いにきた人間がきちんとお金をおとしていこうと思ったら、買いすぎてしまいました。読まないのに…そんなに。

箱全体を見て思ったのですが、けっこういろんな箱で「あ…この本あそこにもあったなあ…」「うちにもあるなあ…」と思うことがあって、本好きの嗜好はやはり似通うものなのだと言うことを実感しました。杉浦日向子とか永江朗とか毎度のように見かけます。

そんなさまざまな箱を見たあとで、古本屋の店頭を見ると、やっぱりプロは見たこともない本を持ってきたり、拾い出したりする力があるんだなと実感しました。

見るだけの参加ははじめてだったけど、いろいろ発見があって面白かった!両日開催はいいですね。

帰りに谷中のうどん屋よったらおっちゃんが延々と自慢話をしてくれました。私の次に入ったカップルがねらい打ちで話しかけられていてこれ幸いと反応を観察してました。おっちゃんの無邪気さがほほえましい。自分がねらい打ちされたら絶対イヤだけど。

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2008年5月10日 (土)

2008年一箱古本市参加記録

というわけで参加してきました。一箱古本市

以前の記事に書いたように今回参加の最大の目的だった同人誌の発行には至りませんでしたので、せめてものなぐさめに帯つくってしこしこコメント書いてみました。

こんな感じ。

Obikome_2                                              

実は一昨年の一箱の際にもこんなのを作って入れておいたんだけど、  

2006tanzaku_2                                             

こんな感じにしていたらぜんっぜん見て頂けなかったので、今回は過剰な自己主張を試みました。 

2006tanzakum_3

往生際悪くアニメ放送中に作られたカイジメモ帳を短冊に使用。

2008tanzaku_2 2008tanzakuura_2

ちなみに、この短冊に突っ込んでくれたのはお一人、杉浦さやかの「えほんとさんぽ」を買ってくださった女性でした。                                         

ところで、今回のコンセプトは「マンガと児童書」でした。マンガは、マンガ家が表紙を描いている本も含めてのゆるめの選書。青い鳥文庫やフォア文庫をがしがし積めていたら外の雨に急に不安をあおられました。

この雨がこのまま続いたら通りすがりの人や、「ちょっとよってみよう」という気分の人が来ない→お客さんが濃いめの古本好き中心に→新刊書店で買える本が中心のウチの箱はまず売れない。

という判断にいたる。売上は気にしないと言いつつ参加費くらいは売り上げたいし、金額うんぬんを抜いても、売れないというのは心がさびしい。

というわけで、「今回は全部ちゃんと内容メモつけて、愛情のある箱にしよっ」という決意はもろくも敗れ去り、近所のBOと古本屋での仕入れに前日になっておもむくハメになりました。

読んだことのない本で、古本好きウケしそうな本で、売れ残ったら自分で読むからいいやと思える本という基準で9冊ほど購入。さらに、「あ、業界関係の本は売れるからいれとこー」と思い立って「ブックストアウォーズ」「新世紀書店」を追加。「そういや、寺山の文庫は新装しちゃったから林静一とか、宇野亜吉良が挿画のやつは売れるんじゃない?」「あ、だぶってる米原万里もいれちゃおー」ということで、結局「うちにある余った本積めました」な箱に。ダメだこりゃあ…。

ぎりぎりまで帯を作ってから、弟を荷物持ちに連れて出発。

懸念していた雨は9時頃にはすっかりやんでおり、6箱が大家のコシヅカハムさんのところに並びました。

コシヅカハムさんはどうやら地元の方にとても愛されているお肉屋さんのようで、12時頃になるとご近所の方々がぞくぞくとコロッケなどお総菜を買いにみえていました。12時過ぎたころから古本市目当てのお客様が増え始め、うちの地味な箱の本もぽつぽつ売れ始めました。

ところで、同人誌発行がついえてから、急遽設定された今回の目標は、児童文庫を売ることでした。

「若おかみは小学生!」「黒魔女さんが通る!」「7時間目のUFO研究」「花をうかべて」の4点。ほんとうは「妖界ナビ・ルナ」も持っていく予定だったのですが、掘り起こせずに断念しました。通りすがりの小学生が買ってくれたらイイナアと思って置いていたのですが、実際には通りすがる小学生みんな「持ってる」「読んだことある」とのリアクション。売れません。

「うーん売れてほしいなあ」と思いつつあまりの手にとってくださる方の少なさに「もう実売を考えて寺山の文庫並べようか」と考えていたところ、ベルサイユのばらマーガレット版単行本全10巻状態悪し800円を600円に値切って買ってくださった方が、青い鳥文庫3点400円に値切ってお子様のために買ってくださいました。

しかし、話をよく聞くとお子さん高校生だと…。(児童文庫の対象年齢は小学校2~4年生くらいのことが多い)

私「あ…あの…!たしかにすっごくいい本だし、私もおすすめしましたけどバッテリーとか読んでる高校生にとって面白いかはちょっと自信ないんですが…。大丈夫ですか?」

お客様「大丈夫~!うちの子ルビがふってないと読めないような子だし~」

剛胆な方でした。本当に大丈夫だったのかちょっと不安。しかし、本は里子に出た!よかったよかった。

ちなみに途中から出した寺山はざくざく売れました。さすが。

前回前々回とほとんど本を見に行けなかったので、今回は弟に1時間半ほど店番を任せていくつかの大家さんを回りました。

前回前々回で知り合った方々にごあいさつできてヨカッタ。それから麻雀マンガ好きのみかん箱さんとお知り合いになれてこれまたヨカッタ。コシヅカハムさんは谷中の町中の大家さんだったので、谷根千という土地をよく見ることができてこれまた刺激になりました。下町がきちんと生きている土地って憧れるなあ。

売上は過去2回と同じくらい1万数千円でした。過去2回と比べてバッグ不要の人が増えたように感じました。みなさん袋を新しくもらわないクセがついてきてるのかな。マンガ関係の本を増やしたライトな箱にしたためか否か、例年以上に私の箱で本を買ってくださる方は私と同じような20代地味目メガネ女子が多かったです。

打ち上げ参加したら何の因果か谷根千賞をいただいてしまいました。

選んでくださったのは、谷根千スタッフの山崎さんでした。「日本×画展図録・手ぬぐい付」と「変人偏屈列伝」を買ってくださった方でした。楽しくお話しさせていただいたあの人はそういう立場の方だったのかー!とあとでビックリ。

受賞理由は「帯のおすすめコメントに、本への愛情を感じた」「一箱のサイズを守っていた」でした。頂いてから言うのもなんですが、私の箱はさほど目新しい工夫があったわけでも、個性的な品揃えだったわけでもないので、他の箱と違う点があるとすれば箱から本がはみ出していなかったことにつきると思います。実は過去2回の参加の際は私もハンカチひいてフリマ方式で売ったりしていたので…。ただ、今回は準備段階でいろいろ頓挫していたのでなんとなく殊勝な気持ちで箱から出ないように心がけていたのでした。

ともかく嬉しかったです。本を買ってくださった方、スタッフの方々ありがとうございました!

ちなみに直前に仕入れた9冊中6冊売れました。業界関係本も売れました。よしよし。

追記

頂いた賞状“YANESENとは全国で初の屋根と栓の専門店です。~”という大嘘がつらつら書いてあった…。そしてそれを読んだ弟が「へえーーいろんな雑誌があるんだね」と、まんまとだまされていた。っていうか休刊してしまうんですか…。ショック…!

Yanesensyou Yanesensyounaka

あっそうだ私は見られなかったのですが、談志がいたらしいです。弟が「業が深そうな人だった」と言ってました。

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2008年5月 3日 (土)

放流した鮭が帰ってきた

一箱のレポートの前にマンガの感想とか。

知り合いの書店員さんに岩館真理子の「見上げてごらん」をお貸ししたら「男性陣が何のとまどいもなく女装するところにすごく違和を感じた」というお答えが。

それは考えもしなかった。

「ところで、星星峡に岩館真理子が取り上げられてましたね。それ読んで、くらもちふさこの「駅から五分」も読んでみたんですけど、あの人あんなにエッジなんですか?天然コケッコーとか書いてるのに」

「くらもちふさこはエッジですよー。コケッコーだって読むとエッジですよ」

「やまだないととかもそうだけど、省略が多いじゃない。あれに最初ちょっと手こずった。あの省略の仕方が男性になるとよしもとよしともになるのかなーとか思いました」

その発想なかった!

なんだか放流したイクラが鮭になって帰ってきたかのような感動でした。こっそりHさんありがとう!あと、言い忘れたけど、星星峡で一緒に紹介されていた樹村みのりもいい作家です…!ここで書いてドースルですが。

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